PDO(原産地名称保護)

 

PDOは、特定の農産物の原産地との関連性について認められる欧州で最高の認証システムです。PDO製品として認められるためには、製造工程の全段階が規定の地理的領域において実施されることが義務づけられています。1996年にEUは、グラナ・パダーノとパルマハムのPDOを認定しました。

 

グラナ・パダーノPDO

すべてのグラナ・パダーノの生産者は、EUの承認を受けた、長年にわたる伝統的なレシピによって定められた規則を厳守することが義務づけられています。これらの規則は、牛の飼料に関する規定、生産や現地の牛乳供給地域に関する規定、さらに各生産段階について詳細な規定を定めています。1996年にグラナ・パダーノは原産地名称保護(PDO)に認定された最初の乳製品の一つとなりました。グラナ・パダーノは、PDOマークによって高品質と評価された商品であると認識されています。

 

パルマハムPDO

パルマハムがPDOを取得するために不可欠な条件は、原材料の処理から最終製品までのすべての作業が、特定の制限された地域で行われるということです。

この指定の地域は「Zona Tipica(ゾーナ・ティピカ)」と呼ばれ、エミリア街道から5km以上南に離れ、海抜900m以下であり、かつエンザ川(東端)及びスティロネ川(西端)に挟まれた地域に位置しなければなりません。この地方の独特な環境が、最高品質のパルマハムの生産を可能にするのです。「Zona Tipica(ゾーナ・ティピカ)」がパルマハムの生産と認識されるのは、何世紀にもわたって開発された伝統的な製造プロセスのノウハウがあり、この地方の気候がパルマハムにとって、もっとも理想的であるということがあります。